2009年8月10日月曜日

台風近づく名古屋にて

八日はワークショップとして、九日は出演者全員参加の通し「稽古」として、公演に向けての稽古が行われた。ワークショップの方は後一回だが、もう既に我々「コロス」組の一般参加のワークショップとプロフェッショナル組の皆さんとの稽古は区別がなくなりつつある。

自分で決めたこととは言え、筆者が舞台に立つということに不思議な感慨がある。
ありえないような、でも納得出来るような。
それも榊原氏をはじめとする実績あるヴェテランの俳優の方々と同じ舞台にだ。これは誠に光栄というか、本当にありえん話だ。何としても成功させたい、少なくとも自分が各位の足を引っ張る・公演成功の妨げになることだけはなかれと切に願う。

九日は中村区のアクテノンこと名古屋市演劇練習館で稽古。この施設、筆者は初めて行ったがその充実ぶりにちょっと驚き。名古屋凄いといまさらながら思う。

尺八で出演されるやのしくう師が来訪され、台本に沿ってMIZUKI氏と初めて音合わせをされた。譜面のある楽曲から即興演奏まで傍で拝聴できたが、大げさでなく本当に途中で意識が飛んだ。その位の体験であった。この「響き」本番の劇場では如何程のものになるのか、是非多くの方に味わっていただきたい。

その後突然MIZUKI氏に呼び寄せられ、しくう師に紹介していただいた。思いがけない事で狼狽してしまった。先日から尺八への関心を口にしていたのを受けて配慮して下さったのでしょうけれど・・・いえ誠に光栄ですしお心遣い感謝感謝ですが・・・何だかMIZUKIさん面白半分で私を出家させたがってる??
モノホンの和尚様と剃髪してるだけの凡夫のワタクシ、顔を見合わせ困ってしまってフンダララ。

必要な箇所だけを確認し、颯爽としくう師はお帰りに。師にしてもMIZUKI氏にしても実力・経験ある方々はだらだら稽古やリハなんぞする必要もなし、カッコえ~。

食事・休憩の後台本にそっての通し稽古。榊原氏と藤沢理子さん、喜多千秋さん、コロス組数名がここで合流。時間いっぱいまで通し稽古を行う。
まだタイミング等で不確かな処有り。

次の週末まで稽古はなし。

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