2008年9月19日金曜日

2008.09.17 SMV "The Thunder Tour" at Billboard LIVE Osaka

先月久々にVictor Wootenのウェブサイトをチェックして、SMVのスケジュールを確認。Stanley Clarke、MarcusMillerと組んでCDリリースとツアーを行うというのはベースマガジン誌のClarkeのインタビューを読んで知っていたが、やっと来てくれるのか~というわけですぐさまチケット予約してからAmazonでアルバム「Thunder」をオーダーした。
会場のBillbord LIVEについても今回はじめて知った。オールスタンディングのライブハウスはここ数年よく足を運ぶようになったが、バンド演奏と食事をテーブル席で味わうという業態は今日日の日本ではなかなか無いように思う。営業を開始して今年で一年目とか。名古屋にも進出してもらいたいところだ。


今回はカジュアル席ということで場内で食事のオーダーは不可。なので大阪到着後、会場のすぐ傍のバール”AL AVIS”に入りとりあえずショコラータを飲む。・・・美味い。まだ時間がある、レジへ向かいパニーニを注文。席に戻り一口・・・これまた旨い。すぐさま平らげ、さらにケーキを一個・・・いやもう全てなにもかも美味い。素晴しい。
腹九分目くらいで上機嫌のまま入場。中は大きすぎず小さすぎず、どの席もステージとちょうど良いくらいの距離感だった。そしてそのステージ上にはStanleyのコントラバスが!Marcusのサドウスキーが!!そしてVictorのFodera Yin-Yang Bassが!!!しばらく席に着かずステージ傍で三人の楽器を眺めていた。



一番のお目当てはVictorだったのだが、最終的にはMarcusのプレイが最も強く印象に残った。
否Toneそのものと言うべきか。
Mercusが発する一音一音は会場の空気を一瞬のうちにくまなく一様に揺らし、その重厚な振動は聴衆であるこちらの皮膚の全てを同じく一様に打ち振るわせ身体の芯まで徹ってきた。ベースはもちろん彼お得意のバスクラリネットにも全く同じ印象を持った。
Stanley、Victorとの役割分担ということもあったのだろうが、Marcusの音色は本当に印象深いものになった。正直ショウの他のことが余り思い出せないくらいだ。
・・・あの音、欲しいな。

2008年9月11日木曜日

もうすぐ一年

はじめてエレクトリックベースを手にしてから、気づいたら一年が過ぎようとしている。
月並みだが、早いものだ。そうとしか言えない。
そもそも何故この楽器を始めようとしたんだっけ。と、最初の頃の気持ちを思い出すのに少し苦労したりして。
微々たる物だが進歩できていると思う。
聴音、読譜、フィンガリングもまあそれなりにできるようには...なってるかな。

以前にも書いたが、「最初の一年は一曲弾くことももちろん人前で演奏することも考えず、ただただ基本のみに打ち込む」とやたら極端な誓いを立てた。ただただクロマティックで弾いていくこと、ベースを伴ってのソルフェージュ、メトロノームと教本と楽器と三つ巴、否四つ?で練習用のフレーズを弾き続けること。
なんて書くとカッコいいようだが、練習量はたいしたことは無い。

実の所、ホントに身を入れて練習が出来るようになってきたのはここ最近ではないかと思う。

自ら決めた一年がもうすぐ終わる。
本当の意味で一曲弾き切る、聴き手を意識した稽古に入りつつある。

お楽しみはこれからだ。