紫苑様の詩に再び触れたのとほぼ同じ時期に、再読していた本。
「脳の右側で描け(第3版)―The New Drawing on the Right Side of the Brain 」
以前傾倒していたフォトリーディングの解説で、神田正典氏が引用していたことから上記の著作と著者Betty Edwardsのことを知った。
本を購入した後も、半端な我流のphotoreadingで内容を確認した程度で
著者が示す課題に取り組むこともなく、本棚にしまいこんだままにしていた。
紫苑様の詩を味わっているうちに、自分の内に拓けていく領域を感じ始め
次に何とは無くこの本を手にした私は著者の主張に浸りきるように読み進み
最初の課題「“花瓶=顔”の図」、そしてピカソの人物画「イーゴリ・ストラヴィンスキー」の上下反転させた図の模写を始めていた。
画材などはない。写譜用の2B鉛筆で、愛用の手帳の一ページにだ。
時間にすればそれほどでもなかったはず。
でも筆を置く頃には、別の自分がいた・・・そう言っても言い過ぎではない程の
手応えを感じていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿